第1作ビデオ「作戦コードTOKYO」

製作の趣旨及び目的

第1作「作戦コードTOKYO」日本人は、海外で犯罪などの被害に遭い易いと言われています。それは何故でしょうか?金持ち日本人だからでしょうか?しかし、それだけではないようです。日本人の安全というものに対する意識そのものにも原因があるように思います。

ところで、これまでにも海外安全をテーマにした教育・啓発ビデオは多数製作されていますが、これらはすべて具体的な事例をこと細かに挙げ、こういう場合にはここに気をつけようというテクニカルな面に焦点をあてたものでした。例えば、

  • −空港で鞄を床に置くときには足の間に挟むように
  • −子供を連れてスーパーに買い物に行くときには子供から目を離さないように
  • −自宅に見ず知らずの人を入れないように
等々。

しかし、今回のビデオは、海外での安全対策の基本理念である「自分の身は自分で守る−セルフ・ディフェンス」ということに焦点を当て、日本人の 安全意識そのものを問うたものです。

ビデオ製作の概要

製作 財団法人 警察協会
企画 財団法人 公共政策調査会
助成 財団法人 日本宝くじ協会

ビデオの規格、配布先等

規格 アニメーションビデオ 約20分
製作本数 3,000本
配布先等 下記に寄贈(非売品)
  • @海外展開している大手企業へ
  • A海外旅行を扱っている旅行業者
  • B視聴覚設備(ビデオ)を設置している全国の公立図書館及び大学の図書館

ビデオの特徴

  1. 海外安全対策ビデオとしては、アニメーションを使った初の本格的なビデオです。
  2. 教育・啓蒙ビデオでありますが、ストリー性を持たせ楽しみながら見ていただけます。
  3. テクニカル的な面よりも、日本人の安全意識そのものに焦点を当てたものです。

ストーリーの概要

某国情報機関が、日本経済躍進の秘密を探ろうと、東京と同じ街(偽の東京)をつくり、その街に日本人を連れてきて行動を観察することを考える。

偽の東京に連れてこられた商社マン岡村は、上司より外国人の接待を命じられ、ゴルフ、ヨット、野球観戦と接待を行う。しかし、ゴルフ場では危険な所に柵がなく、無理なショットをして崖から落ちてしまう。ヨットでは、天候が悪化しそうなのに、出航禁止の看板が立っていなかったために出航し、荒天のなか転覆してしまう…等、数々のトラブルに巻き込まれてしまう。

この偽の東京は、某国情報機関が本物の東京と寸分違わぬようにつくったつもりであったが、ただ一つ、「安全」というものの考え方が、日本と全く異なっていたのである。