第2作ビデオ「作戦コードパラダイス」

製作の趣旨及び目的

第2作「作戦コードパラダイス」昨年8月のメキシコにおける邦人社長誘拐事件、そして未だに解決をみないペルー日本大使公邸占拠・人質事件など、日本人や日本の権益を狙った事件が続発しています。今後、ますます日本人や日本企業を狙った犯罪やテロ事件が増加することが懸念されています。

ところで、日本人は海外で犯罪などの被害に遭いやすいと言われています。それは何故でしょうか?「金持ちニッポン人」だからでしょうか?しかし、それだけではないようです。日本人の安全というものに対する意識そのものにも原因があるように思います。

これまでにも海外安全をテーマにした教育・啓発ビデオは多数製作されていますが、これらの多くは具体的な事例をこと細かに挙げ、“こういう場合にはここに気をつけよう”というテクニカルな面に焦点を当てたものでした。例えば、

  • −空港で鞄を床に置くときには足の間に挟むように
  • −子供を連れてスーパーに買い物に行くときには子供から目を離さないように
  • −自宅に見ず知らずの人を入れないように
等々。

今年は、実に約1,850万人の日本人が海外に渡航するといわれています。また海外で生活する日本人も約75万人に達しています。

そこで、昨年の第1作「作戦コードTOKYO」に続き、今回の第2作「作戦コードパラダイス」も、海外での安全対策の基本理念である「自分の身は自分で守る−セルフ・ディフェンス−」ということに焦点を当て、日本人の安全意識そのものを問うというコンセプトを継承し、企画・製作いたしました。このビデオが、日本人の海外における自らの安全というものを考えるきっかけになればと考えています。

ビデオ製作の概要

製作 財団法人 警察協会
企画 財団法人 公共政策調査会
助成 財団法人 日本宝くじ協会
制作 日本アニメーション株式会社

ビデオの規格、配布先等

規格 アニメーションビデオ 約20分
製作本数 3,000本
配布先等 下記に寄贈(非売品)
  • @海外展開している大手企業へ
  • A海外旅行を扱っている主要旅行業者
  • B視聴覚設備(ビデオ)を設置している全国の公立図書館

ビデオの特徴

  1. 海外安全対策ビデオとしては、アニメーションを使った本格的なビデオです。
  2. 教育・啓蒙ビデオでありますが、ストーリー性を持たせ楽しみながら見ていただけます。
  3. テクニカル的な面よりも、日本人の安全意識そのものに焦点を当てたものです。
  4. 音楽は、新進気鋭の作曲家である大島ミチル氏が全編を作曲、自らオーケストラを指揮し、収録しています。
    また、今回はオリジナルエンディングテーマ曲 “Trust”も特徴の一つです。

ストーリーの概要

今回のストーリーは、冷戦構造の崩壊により仕事を失った某国情報機関が、信託統治領の島を大規模リゾート地として開発し、お金持ちの日本人を多数誘致しようというものです。こうして、この島を訪れた日本人観光客が数々のトラブルに巻き込まれていきます。さて、この人達の安全はいかに…。